ボランティア、社会奉仕団体 – ライオンズクラブ国際協会334-D地区 キャビネット事務局 | 北陸エリア(富山県、石川県、福井県)

被災地へ届け、思いやり献血リレー

小松青雲ライオンズクラブでは、23年間、小松市内の高校生を対象とした献血活動支援を継続しています。
初めは県立高校1校からのスタートでしたが、粘り強く声掛けを行うことで、年々参加校も増え、昨年度は最後の未実施校の協力をとりつけることができました。
ただ教職員への負担増、行事日程の関係で実施を見送る学校もあり、年間3~4校程度の実施に推移してきました。 そこで今年度は「つなげ、思いやりリレー」というタイトルを掲げ、献血活動やセミナーをリレー形式で行う企画で呼びかけを行うと、全ての高校より前向きな回答をもらうことができました。
その背景には、能登半島地震により今なお多くの被災者が苦しんでいる姿や、献血中止により深刻な血液不足となっている事実がありました。自分たちも何か支援したい、命を救うために行動したいという気持ちが自然に芽生えたのではないかと思いす。
地元高校の仲間達が手を取り合い、たすきリレーで気持ちをひとつに行動するコンセプトも、大きな一歩につながりました。
献血やセミナーは各高校の文化祭や体育祭に合わせて実施しました。当日は生徒自らが手作りのプラカードで声掛けを行うなど積極的な姿も見られました。
8月からスタートした事業もこの日最後の小松商業高校へ無事にリレーすることができました。たすきには各高校の復興への思いを込めたメッセージが書かれており、今後能登地区での献血が再開された際に会場に掲げられる予定です。 今回の献血者数は各校とも目標を大きく上回る結果となりました。
初めての献血を体験し、充実した笑顔を見せる生徒の姿からは、未来への確かな一歩を感じます。今後も継続的に若年層への献血の輪を広げ、思いやりの心と心をつなげるため、支援活動を推進していきたいと考えています。
【献血受付者数】336名  【総献血量】101,800ml

所属クラブ 小松青雲ライオンズクラブ

役職    会長 橋本 光市

対象委員会 社会奉仕委員会

活動日   2024年08月22日~12月20日

開催場所  小松市内の各高等学校

参加者   小松青雲ライオンズクラブ 44名(延数)
4R1Zゾーンチェアパーソン
小松市内高校生 963名(セミナー受講者+献血者数)

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