8/17日(土)今回は発災から自衛隊救助支援に入ったのが12日後の孤立集落になっていた輪島市大沢町で炊き出しの支援をさせて頂きました。大沢町は上大沢町とともに間垣の集落として知られ、「大沢・上大沢の間垣集落景観」は重要文化的景観に選定されている場所です。発災から住民の大半の方々が避難された場所ではありますが今日は地区のお祭り日・・「被災住民の方から一年に一度の祭り日・・せめて祭り日ぐらいは未だ大沢地区で暮らしている住民の方々また避難された住民の方々に戻って頂き少しでも前向きになれるような、楽しい一日を過ごせないものか?」という提案があり今回支援に入らさせて頂きました。

当初大沢地区の方から80人ぐらいは来るんではないか?という推測はありましたが集まった住民の方々は30人程度・・しかし徐々に周辺の方々・災害ボランティア活動に入っている方々も集まり用意していた焼肉60人分があっという間に無くなりました。大沢住民の方々からも色々なお話しをして頂き楽しい懇談と食事が続き最後は住民代表の方から「10月にまたお祭りするのでよろしくね」と最後に頂いた言葉と笑顔に我々も更に支援を続けて行かなければという気持ちにさせられました。

また帰り道、輪島市上大沢では発災当初、道路上に書かれている「SOS」の文字を発見し、当時の大沢地区に対する救援活動がいかに困難を極めていたのか・・改めて考えさせられました。