ボランティア、社会奉仕団体 – ライオンズクラブ国際協会334-D地区 キャビネット事務局 | 富山県、石川県、福井県

富山湾を美しく『六渡寺海岸の清掃』

 私たちの住む砺波市を流れる庄川は、散居村の田園を潤し鮎や鮭の棲む清流です。ところが下流の射水市六渡寺海岸は小矢部川との合流地点であることから、大量のゴミが漂着し地元の人は大変苦慮しておられると言うことを知り、以来3年間継続して『まずは上流に住む私たちから清掃活動を行おう。』と始まり、今年度で4回目の清掃を行うこととしました。  富山湾には、1年間に約1800トンもの漂着物が発生し、そのうち約8割が上流から流れてきたものであるため、私たち県民一人一人が意識して、ゴミを川に流さないよう努力することが大切です。射水市の六渡寺海岸には富山湾の潮の流れによって漂着ゴミが毎日大量に流れ着くため、地元の方々は毎月1回の清掃を行っているそうです。 そこで当クラブでも海洋汚染について家族や子どもたちと一緒に考えようと、家族とりわけ子どもたちに参加してもらうよう努めました。  11月21日(日)朝、クラブ員や親子合わせて43名が大型バスと自家用車で六渡寺海岸へ向かいました。 ゴミは昨年より少なく見えたものの、まだまだ大量のプラスチックごみがありました。また、大物の廃棄物でも短期間で 砂の奥深くへ埋まってしまって、引き上げるのがとても困難な状態になっていました。海岸清掃は期間を空けずに 行わなければならないことを実感しました。 参加者した子どもたちは、海水浴を楽しむはずの砂浜がゴミで一杯なのに驚き、波に濡れながら一生懸命掃除に汗を流しました。 プラスチックごみは、海洋汚染を引き起こし海の生物に深刻な被害を与えています。地元の方の話によると、最近はSDGsの活動が広がり、多くのボランティアが訪れるようになり、目につくゴミも少なくなったとのことですが、逆に、それに安心してこの六渡寺海岸清掃が徐々に置き去りにされていくのではないかと危惧します。  私たちはこの現状を心に留め、これからも継続して海岸の清掃行うこと、ゴミを出さないよう心掛け活動の輪を広げる ことを目指していくことが大切だと思いました。

所属クラブ となみセントラルライオンズクラブ

役職    PR委員長 開田哲弘

対象委員会 環境・公衆安全委員会

活動日   2021-11-21

開催場所  射水市六渡寺海岸

参加者   参加者 クラブ員とその家族…41名 担 当 環境公衆安全委員会

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